私は小さい頃から割りと自由にのびのびと育ってきて
勉強も好きで
高校くらいまではやればやるほど結果が出て
自分に自信がない、
なんてことはあんまり感じたことがありませんでした。
でもちょっとしたことがきっかけで
自分では気づかずに守ってきたものが壊れる・・・
なんてことも時にはあります。
私が自分を取り戻して
改めて周りをゆっくり見渡すことができるようになってから
すごく違和感を感じたこと。
普通の会話の中で
誰からも頼まれてないのに
自分を下げて下げて下げて
へりくだってへりくだって
相手と接する人。
そういう人は
「気遣いができて優しい」と思っていました。
私は割と本音がぽろっとこぼれたり、
ストレートに言ってしまうことがあるので
そういう人を見て
「私も優しくならんと！」
「自分よりすごい人は、褒めんと！」と
思っていました。
でも
気づいたら
会話してて
その人は階段を降りて
すんごーい下の方の
姿が見えるか見えんかくらいの所に居て
私は上の方の階段から下に向かって
話してる違和感。
一瞬
私が上から目線になってしまったのかもしれん…！と思い、
「私、なんか上から目線になってないか…心配です」と伝えました。
でもそれ以上に相手が
「誰かに遠慮している」のを感じました。
すると、
「そうなんです！年々自信がない感じです…」と。
無意識に
自信がない→自分なんて→勝手に自分を下げる
考えてることが行動に表れることはもちろんある。
行動から無意識にそう考えてしまうこともある。
一度立ち位置を下げると
なかなか抜け出せない。
もし、
下げてるなあって感じてる人
上がったからといって、
誰も蹴落としたり
転げたりしません。
補足ですが
「上がる」とか「下がる」とか書いとるけど
誰かと誰かの
生き方、過ごし方を見た時に
どちらが上にいるかというのもありません。
自分の中での成長過程で
「あ！上がった！」って思うことはあるかもしれんけど。
この日以外でも友達と話していて
「昔は今よりもそれなりに自信があったけど、今はないかな…」と。
歳を重ねると
経験も知識もある程度増えるのに自信はなくなる現象、
不思議！
私も一時期そうでした。
いわゆる【私なんて】連発の毎日。
でもやっぱり
１％でも心の奥の方で
【できる自分】に期待したから
今はこうやって毎日充実しています。
自信というものは
一生１００％満タンになることはないかもしれないけど
私は自分の価値を下げない。